発売元:タキイ種苗株式会社
耐病性:Tm-2a、Ty-3a、F1、J3、Cf9、LS、N
●TYLCV・葉かび病・斑点病耐病性
現在、国内で発生しているトマト黄化葉巻病(TYLCVイスラエル・マイルド両系統)に安定した耐病性(Ty-3a)を示すほか、葉かび病の耐病性はCf9で、現在の国内発生菌には安定して強い。斑点病(LS)にも中程度の耐病性を示す。そのほか、タバコモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病(F1)、根腐萎凋病(J3)サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。
●耐裂果性にすぐれ、高い可販果率
裂果の発生が少なく、ヘタどれにも強いため出荷率が高い。
●食味にすぐれ、つやのある果色
低段から安定して糖度が高く、食味にすぐれる。果色は濃赤色で光沢がある。果重は15~20g。果形はきれいな球形で果ぞろいがよい。ヘタの形状も美しく、パック詰め時の見ばえがよい。
また、機能性成分であるリコピンを豊富に含む。
●早生種で安定した収量性
熟期の早い早生種で、栽培期間を通じ収量の波が少なく、安定した出荷が見込める。
●追肥
追肥の目安は草勢を見ながら、4段開花時から行う。液肥の場合、追肥量の目安は、チッソ成分量で各段ごとに10a当たり0.5kgが適量。1回当たりの追肥量を少なくし回数で補う。
●異常主茎対策
異常主茎を予防するため、育苗期後半から定植後にかけてホウ素を含んだ葉面散布を定期的に行うことが望ましい。
●温度管理
極端な高温乾燥は避け、低温期にはハウス内の温度確保に努める。
●こまめな換気と葉面散布
軟弱徒長によるしおれに注意。こまめな換気と葉面散布を行い、厚みのある本葉づくりを心掛ける。
標準栽培適期表 ※適期表はその地域の栽培の目安としてご利用ください。
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