発売元:タキイ種苗株式会社
耐病性:Tm-2a、B、Cmm、F1、F2、J3、K、V1、V2、N
●青枯病に強い
青枯病の汚染度の高い圃場でも、従来品種より安定した栽培が期待できる。
●根域広く、発根旺盛で強勢
発根力が旺盛で根量も多く、深層まで広い根圏を形成する。そのため、穂木の生育初期から後半まで草勢維持がしやすくしおれにも強い。
●オールシーズン栽培可能
夏秋栽培の高温期や促成栽培の厳寒期でも栽培が安定し、2本仕立て栽培や短期作から長期作までオールシーズン使用可能。土壌の適応幅も広く、さらには不良条件下でも能力を発揮できる。
●茎の太りがよく接ぎやすい
紫茎で低温期の茎の太りがよく、接ぎ木作業が容易。
●B・K・F3に複合耐病性を発揮
青枯病(B)以外に、コルキールート(K:褐色根腐病)に強い耐病性を示すほか、トマトモザイクウイルスにはTm-2a型耐病性、かいよう病(Cmm)、萎凋病レース1(F1)・レース2(F2)・レース3(F3)、半身萎凋病レース1(V1)・レース2(V2)、根腐萎凋病(J3)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病性を示す。
●元肥は自根栽培より少なく設定
元肥のチッソ成分量は条件によっても異なるが、いずれの作型も自根栽培の約20%減が目安。
●幼苗接ぎ木は播種期に差をつける
播種の目安として穂木より高温時期で1日、低温時期は1~2日早まきすれば太さがそろう。
●接ぎ木適性
発芽ぞろいがよく、幼苗接ぎ木が容易。穂木は、Tm-2a型もしくはTm-2型のToMV耐病性品種を使用する。
●低温期の育苗と高温期の定植
厳寒期や春先の育苗は、地温を15℃以上、ハウス内温度も高めに設定し、スムーズな生育を図る。高温期の定植では、活着までの高温対策、こまめな潅水などを心掛ける。
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