発売元:タキイ種苗株式会社
耐病性:Tm-2a、B、F1、F2、F3、J3、K、V1、N
●根域広く、発根旺盛で強勢
根は深く挿し込む上に、発根も旺盛なので、生育初期から後半まで草勢が強く安定する。特に、水や肥料に対しての反応が早いので、草勢管理が容易。果実肥大のよい品種や草勢のおとなしい穂木品種との組み合わせで、生産性をより高めることが期待できる。
●B・K・F3をもつ複合耐病性台木
青枯病(B)とコルキールート(K:褐色根腐病)に強い耐病性を示すほか、トマトモザイクウイルスにはTm-2a型耐病性、そのほか萎凋病レース1(F1)とレース2(F2)およびレース3(F3)、半身萎凋病(V)、根腐萎凋病(J3)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。
●茎が緑色で、接ぎ木間違いがない
胚軸の色が緑色なので、紫色の穂木品種との区別が一目瞭然。接ぎ木間違いを起こしにくい。
●オールシーズン栽培可能
夏秋栽培の高温期や促成栽培の厳寒期でも栽培が安定する。さらに、土壌の適応性も高く、不良条件下でも能力を発揮する。2本仕立て栽培にも適する。
●元肥は自根栽培より少なく
元肥のチッソ成分量は条件によって異なるが、いずれの作型も自根栽培の約30%減が目安。
●幼苗接ぎ木の播種期差
発芽ぞろいは良好だが、播種の目安として穂木より高温時期で2日、低温時期は2~3日早まきすれば太さがそろう。
●接ぎ木適性
穂木は、Tm-2a型もしくはTm-2型のToMV耐病性品種を使用する。
●低温期の育苗は保温をしっかりと
厳寒期や春先の育苗期間中は、生育をスムーズに進めるために、地温を15℃以上、ハウス内温度も高めに設定し、保温に努める。
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