スペシャルME-SC

特長・成分

・発売元：サナテックシード株式会社
EDTAマンガン3.0％-ホウ素4.0％-DTPA鉄7.15％-EDTA銅-0.14％-EDTA亜鉛0.27％-モリブデン0.07％
EDTAやDTPAの微量要素を使用しているため、高pHの土壌や培地でも吸収されます。
全ての肥料成分を供給していても、培地（土壌）のpHや温度、湿度、日照などの影響により、肥料の吸収は大きく低下することがあります。
植物分析で作物の健康状態（肥料成分の吸収）をリアルタイムに見ながら、適正な肥培管理を行いましょう。

目的

・アルカリ性土壌やリンサン・カリ過剰土壌での微量要素欠乏の対策に！
→　例）イチゴ（鉄欠乏：葉脈間の色抜け、ホウ素欠乏：チップバーン）、トマト（ホウ素欠乏：尻腐れ、芯腐れ）、アスパラ（ホウ素欠乏：空洞）
・養液栽培で原水・給液・培土のpHが高い時、給液ECが低い時の微量要素欠乏の対策に
→　例）「イチゴ・トマトの葉脈間の色抜け（鉄欠乏）」「トマトの葉脈間の色抜け（マンガン欠乏）」の改善に
・長雨、日照不足で光合成が低下している時の対策に！
→　例）「イチゴ・トマト・スイートコーンの根張り/葉の色艶や厚み/着果/果実肥大/食味」、「アスパラガスの根張り/葉の色艶や厚み/若茎の太さ」の改善に
　　　　　「コムギ・ダイズの根張り/葉の色艶や厚み/着花/粒重」、「タマネギの根張り/葉の色艶や厚み/玉締まり/食味」の改善に
・高温乾燥でホウ素の吸収ができない時の対策に！
→　例）「イチゴのチップバーン/がく焼け」、「トマトの尻腐れ果／芯腐れ果」、「タマネギのチップバーン」の改善に

使用方法

水に溶けるまでに若干の時間を要します。ぬるま湯の中に入れてよくかき混ぜると早く溶けます。
＊育苗期：2,000倍/1~2週間毎 (イチゴ・トマト・アスパラガスの場合)
＊どぶ漬け、定植後の株元かん水：2,000倍
＊基肥の場合：2kg/10a
基肥として使用する場合は、畝立前に腐植酸資材（例：PSアクティベーター）や酵素資材（アーキア酵素むげん）と混用して、土壌表面に散布して下さい。
＊かん水チューブの場合：0.05~0.15㎏/10a/1~2週間毎（点滴灌水チューブが理想的です。)
＊養液栽培の場合：単肥配合の場合、培養液100Lに対して3～5g添加
　　　　　　　　　低EC管理のため、微量要素を補給する場合、培養液100Lに対して0.6～1.5g添加
＊葉面散布の場合：2,000倍(イチゴ・トマト・アスパラガスの場合)
上記以外の作物の場合は、事前に小ロットにて試験的に葉面散布し薬害が発生しないことを確認した後、散布して下さい。

注意事項

・「石灰硫黄合剤」と混合すると、有毒ガスが発生する恐れがあり、危険ですから混用は、行わないで下さい。
・日中高温時や多湿時には散布しないで下さい。
・薬害が発生しやすい農薬や資材との混用は避けて下さい。
・複数の肥料や葉面散布剤を混用散布する際は、事前に試験散布を実施し、薬害が発生しないことを確認して下さい。
・肥料の性質上、固結する場合もありますが問題なく溶解します。又、肥料成分にも影響しませんのでご使用下さい。
・食べ物ではありません。
・子供の手の届かない安全な場所で保管して下さい。
・施用時に目や口に入らないように注意して下さい。
・使用後は封を閉めて、直射日光を避け、納屋などの涼しい所で保管して下さい。