スミバイタルHP

特長・成分

・発売元：住化農業資材株式会社

肥料登録番号：輸第101370号（液状複合肥料）
水溶性りん酸（全量亜リン酸）20%・水溶性加里 16%＋極小分子腐植 3%
容量：700g（約500ml）

＊"ヒューミン、腐植酸、フルボ酸" と、３つの腐植をすべて配合：以下 "腐植物質とは" ご参照ください。
＊すべての腐植を極小分子化→かん水でも葉面散布でもすばやく浸透→極小分子腐植が炭素源となり、作物体内の窒素代謝を促進。
＊腐植に加えて亜リン酸も含有：以下 "亜リン酸の効果" ご参照ください。
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"腐植物質とは"
◦土壌中の動植物の遺骸が、微生物によって分解、集積、重合したもの。大きく３つに分類。
・ヒューミン：酸 不溶／アルカリ 不溶。一般的に分子量 10万~1千万ほど。難分解性の巨大分子の集合。
・腐植酸（フミン酸）：酸 不溶／アルカリ 可溶。一般的に分子量 1万~10万ほど。糖やたんぱく質、脂質などには分類されない有機物の集合。
・フルボ酸：酸 可溶／アルカリ 可溶。一般的に分子量 1千~1万ほど。カルボキシル基、アルコール性ヒドロキシ基を多く含む有機酸の集合。

"亜リン酸の効果"
・養分の転流促進
・正リン酸の吸収促進
・根張り向上
・花芽の充実や着果の向上
・増収、品質向上
など

使用方法

＊葉面散布：希釈倍率 1,000~2,000倍、希釈液を2~3週間おきに複数回葉面散布、使用量の目安は100~600L/10a
＊灌注処理：希釈倍率 200~500倍、希釈液を2~3週間おきに複数回潅注処理、使用量の目安は原液換算で1~3L/10a
使用量は、作物の種類や大きさ、使用する環境や場面、方法などで適宜調整してください。

＜作物別使用例＞ 作物：使用時期／使用目的
・果菜類：生育初期~中期／着果・肥大の促進、品質改善
・葉菜類：生育初期~中期／株の充実、収量・品質改善
・根菜類：肥大開始前~肥大期／地下部の肥大促進・安定
・マメ類：開花初期、肥大期／着莢・莢の肥大促進、品質改善
・麦類：開花以降／収量の安定
・果樹類：花芽分化期~着花期、着果期~肥大期／着果・肥大の促進・安定、品質改善
・花卉類：花芽分化前／株・花数の充実、品質改善

＜試験例＞

注意事項

【注意事項】
・「石灰硫黄合剤」と混合すると有毒ガスが発生する恐れがありますので、混用しないでください。
・金属容器は本液で徐々に腐蝕される危険性がありますので、ご注意ください。
・原液あるいは濃度の高い液肥が直接葉や新芽にかかると、肥料焼けの危険がありますので、注意してください。
・強いアンモニア資材とは混用しないでください。アンモニアが発生し植害を起こすことがあります。
・保管中に沈殿することがあります。よく振ってから使用してください。
・施用時に目や口に入らないように注意して下さい。

【応急処置】
・飲み込んだ場合：直ちに医療措置を受ける手配をし、医師の診断を受けてください。
・眼に入った場合：直ちに十分な水で15分以上洗い、至急医師の診断を受けてください。

【保管場所】
・使用後はふたを閉めて、直射日光や雨露を避け、冷暗所で幼児の手の届かない所に食品と区別して保管してください。
・冬期間は凍結しないように屋内等で保管してください。