収量を極めたい方向け!芽数が多く太さも出やすい!
しかし、雌雄混合種なのでプロフェッショナル向き(反収5t以上も狙える)。
発売元:サナテックシード株式会社
・極早生種 ゼンユウガリバーより萌芽が早い。
・雌雄混合種(雌株・雄株の混合) 雌株と雄株で萌芽の時期、若茎の太さや本数に生育差がある。
・従来品種より休眠がきわめて浅いため萌芽が早く、地域によってはハウス年内出荷も可能である。
地温12~13度で萌芽を開始した事例あり(通常は15度以上)
・生育が旺盛で芽数が多く、樹勢と肥培管理がうまくマッチすると大量の春芽が期待できる。
・ハウス立茎栽培に適している。
<栽培のポイント>
・茎が柔らかいため、倒伏対策が必要である。
・5tを目指すには、土壌分析に基づき、適正な塩基バランスをとり、微量要素と元肥を施用する。
・特に重要なのは、こまめな追肥と葉面散布で樹勢を維持しつつ根張りを良くする。
・多肥(特にチッソ過剰)では若茎の表面がごつごつしたり扁平が多発するので適正な肥培管理に務める。
・親茎の直径は9~11㎜程度に揃える。
・発芽温度は25~30℃
25℃で発芽まで10日程度要する。
発芽までの期間(50%発芽):グリーン品種10~14日、紫品種14~20日→紫品種の方が発芽が揃うまでの日数はかかる。
・水持ちの良い培養土は根が腐る恐れがあるので避ける。
・セルトレーの場合は1穴1粒まきとして深さ1cm程度とする。
・育苗期間が長いので100日程度のロング肥料を施用すると良い。
・発芽後の温度管理が重要で、擬葉が展開するまでは注意する。
・かん水は、育苗培土の乾き具合を見ながら適時行う。
・発芽後は徐々に温度を下げ、日中25℃、夜間15℃以上にして徒長を防ぐ。
・2本目の萌芽が見られるようになったら最低地温を15℃程度まで落とす。
・定植1週間ほど前から外気温にならす馴化を行う。
・必ず土壌分析を実施し、適正な土壌改良を行なう。過剰な肥料投入は控える。
・排水の良い圃条を選ぶ。必須条件!
・可能であれば、プラウや深耕ロータリーなどで地下40~60cmまで深耕する。
・排水不良の圃場では明渠、暗渠による排水対策の実施をおこなう。
・さらに改善が難しい場合には高畝(30㎝程度)によって作土層を確保する。
・ベッド幅は60~90cm程度とする。
・品種本来の特性(収量と品質)を発揮するためには、栽培管理(特に土壌分析に基づく、適正な肥培管理)がカギになります。
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