・発売元:株式会社竹村電機製作所
測定範囲:0~2.6pF、埋設深13~30㎝、寸法φ20㎜×443㎜(ポーラスカップφ18㎜)、重量260g
・pF値とは、土壌水分を表す単位で土壌から水分を引っ張る力を表してます。
→土壌から水分を引っ張る力が強いとpF値は高くなり、土壌が乾燥している事を表しています。pF値が低いと、土壌水分が高い事を表してます。
→土壌水分の範囲を、以下のように色分けしています。
黄色:pF0~pF1.5(過湿域 圃場容水量を超えています)
緑色:pF1.5~pF2.2(作物生育に適する状態)
赤色:pF2.2~pF2.6(乾燥域 状況に応じてかん水が必要)
・土壌が乾燥すると、食味は良くなりやすい傾向にありますが、根からの養分や水分の吸収が制限され収量は低下します。
・土壌が過湿の場合は、根張りや土壌微生物の活動が低下し、収量、品質、免疫力などが低下します。
・生育状況(樹勢、果実肥大、糖度など)を考慮した上でかん水のタイミングやかん水量を調整することが重要です。
各部説明写真
*ポーラスカップを棒部に取り付けて下さい。
*表示部を棒部に取り付けて下さい。
*棒上部から水を入れてください。管の中に表示部取り付け口の下まで満たして下さい。
注入水は脱気水(煮沸して水に溶け込んでいる空気を取り除いた後、冷却した水)をオススメします。
*棒上部にゴム栓をしっかりと押し込み、ポーラスカップ表面にうっすらと水が染み出すのを確認して下さい。
*土壌に埋没用の穴をあけて、垂直に挿入して下さい。
少なくとも管部下から1目盛(ポーラスカップねじ部のつなぎ目)までは、埋めて下さい。
植物に根の付近にポーラスカップがいくように、土壌に埋没して下さい。
*ポーラスカップと土が良く密着するように土を押し固めください。
埋没した棒部と土壌の間に水を注ぐと、密着がよくなります。
*挿入後1時間以上経ってから測定して下さい。しっかり安定するまでは24時間を要します。
*棒部の水が減少したら(目安として棒部の半分程度)水を注入して下さい。
・ポーラスカップは陶器のため、無理に挿入すると破損の恐れがあります。
・ポーラスカップは使用している内に目詰まりしてきます。通常使用で1年半~2年を目安にポーラスカップを交換して下さい。
・冬季は凍結によりポーラスカップが破損する場合がありますので、ご注意下さい。
・ポーラスカップも取り扱っておりますので、お問合せ下さい。
・かん水時や薬剤散布時に関わらず、表示部には常に付属のカバーを装着して下さい。
・水が無くなった状態で使用しないで下さい。表示部内のメーター破損の原因になります。
・ゴム栓は少しずつ慎重に外して下さい。急激に外すと針飛びや故障の原因になります
・表示部に振動や衝撃を与えないで下さい。針飛び(故障)の原因になります。
・使用しない場合、中の水を完全に抜き、表示部又はゴム栓を外し、メーター面を上に向けて保管して下さい。
・ポーラスカップに油等付着しないようご注意下さい。
・表示部及びポーラスカップは壊れやすいので、取り扱いに注意して下さい。
・計器の管部は断熱材を使用しておりますが、熱で管部が曲がることがあります。直射日光が当たらないようにご注意下さい。
棒部内の水の減少が著しいとき
<指示値がpF2.0以下の時>
空気漏れの箇所があり、正しく作動していません。次の点を確認して下さい。
・ポーラスカップは正しく取り付けれていますか?
ポーラスカップを取り外し、ネジ部をよく水洗いして下さい。土粒や塵が付着していたらきれいに取り除きます。
白いパッキンが正しい位置にあることを確認し、組みなおします。空気漏れの無いようしっかりと締め込みます。
・Tパイプと表示部との接合部のOリングはしっかりはまってますか?
Oリングにねじれや亀裂がありませんか。Oリングにゴミ等が付着していませんか。
・ゴム栓はしっかりと押し込まれていますか?
・ポーラスカップが破損していませんか?
目視による確認ができない微小な亀裂も考えられます。
〈指示値が赤の領域を示している〉
・土壌が乾燥しています。pF2.2を超えての測定では、毎日水を補給して下さい。
・感受部(ポーラスカップ)の埋没深が浅くありませんか?
太陽熱により地表面の水が蒸発し管内の水を減少させることがあります。
・ポーラスカップに根が巻き付いていませんか?
根がポーラスカップから水を吸い取る事があります。
◎以上の事を確認しても水の減少が著しい場合は、ポーラスカップを交換して下さい。
値が安定しない、おかしい
・ポーラスカップと土壌が、しっかりと密着していますか?
・ポーラスカップの感度が落ちていませんか?
使用しているうちに素焼きが目詰まりしてきます。使用状況にもよりますが、通常使用で1年半~2年を目安に、感度が悪いようであればポーラスカップを交換して下さい。
・ゴム栓を外した時、表示部の針がストッパー位置まで戻りますか?
衝撃や振動等で針飛び(上がりまたは下がり)をおこしている場合があります。
水の補給について
・棒部内の空気層が多いと、外気温度の影響で値に誤差が生じることがあります。測定後は毎回水を補給し、なるべく空気層がすくない状態で測定して下さい。
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