露地春どりで太さにこだわるならこの品種!露地春どり専用品種!
斑点病にお困りの方に朗報!
発売元:サナテックシード株式会社
・晩生種 ゼンユウガリバーよりやや萌芽が遅い。
・全雄品種(全てが雄株)なので、生育が揃い、栽培管理が容易である。
種ができないので、こぼれた種が雑草化する事がない。
・低温伸張性に優れているので、北海道、東北、長野県の露地春どり栽培に最適である。
・斑点病に極めて強いので、秋まで擬葉を落とさず健全な状態で光合成がおこなわれ、養分転流ができる。
・倒伏に極めて強く、耐病性に優れており大規模な露地栽培で安定して栽培できる。
・露地春どりではガインリムより萌芽が遅いので併用して作付けすることで出荷期間を長くできる。
・定植1~2年目は茎が細いが、定植3年目以降から2L,3Lの太物率が高くなる。
・ホワイト栽培にも適応しており、土盛り、遮光栽培のどちらにも対応できる。
<栽培のポイント>
・定植から2年目までの生育が緩慢であるため、外見にとらわれることなく過剰施肥に注意する。
・過剰の施肥は、若茎が硬くなるのと横割れの原因となるので注意する。
・発芽温度は25~30℃
25℃で発芽まで10日程度要する。
発芽までの期間(50%発芽):グリーン品種10~14日、紫品種14~20日→紫品種の方が発芽が揃うまでの日数はかかる。
・水持ちの良い培養土は根が腐る恐れがあるので避ける。
・セルトレーの場合は1穴1粒まきとして深さ1cm程度とする。
・育苗期間が長いので100日程度のロング肥料を施用すると良い。
・発芽後の温度管理が重要で、擬葉が展開するまでは注意する。
・かん水は、育苗培土の乾き具合を見ながら適時行う。
・発芽後は徐々に温度を下げ、日中25℃、夜間15℃以上にして徒長を防ぐ。
・2本目の萌芽が見られるようになったら最低地温を15℃程度まで落とす。
・定植1週間ほど前から外気温にならす馴化を行う。
・必ず土壌分析を実施し、適正な土壌改良を行なう。過剰な肥料投入は控える。
・排水の良い圃条を選ぶ。必須条件!
・可能であれば、プラウや深耕ロータリーなどで地下40~60cmまで深耕する。
・排水不良の圃場では明渠、暗渠による排水対策の実施をおこなう。
・さらに改善が難しい場合には高畝(30㎝程度)によって作土層を確保する。
・ベッド幅は60~90cm程度とする。
・品種本来の特性(収量と品質)を発揮するためには、栽培管理(特に土壌分析に基づく、適正な肥培管理)がカギになります。
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