・発売元:ネタフィム ジャパン株式会社
口径1インチ(25㎜)、ろ過能力120メッシュ(130ミクロン)、最大処理水量100L/分、最大圧力1.0MPa、重量1㎏、付属品:オープナー(フィルターを開けるための道具)
・フィルターエレメントには、メッシュと呼ばれる「どのくらい小さいゴミをろ過できるのかを示す単位」があります。
・メッシュ数によって、ろ過能力は違います。点滴チューブには、120メッシュが基準です。
メッシュが細かいフィルター→散水チューブだと水圧が下がる→十分な散水が行えない
(散水チューブよりも点滴かん水が優れている一つの大きい理由)
・フィルターサイズによって、処理水量は変わります。かん水量に応じた、フィルターサイズを選択する必要があります。
・必要水量は、点滴チューブの規格から分かります。
例)T-TAPE SPECIAL 508-10:1,000㍍分の必要水量は、125㍑です。(0.125㍑/㍍/分×1,000㍍)
→フィルター1インチは最大100㍑/分、1.5インチは最大250㍑/分、2インチは最大583㍑/分
・但し、原水に砂やノロ、ゴミなどが多い場合は、ワンサイズ規格が大きいものをお勧めします。フィルターサイズが小さいと、頻繁な掃除が必要になります。
例)1インチ→1.5インチ、1.5インチ→2インチ
必要なもの:25mmの給水栓ソケット(メス)2個
<フィルターの設置方法>
・ヘッドコントール(圧力調整用バルブ→液肥混入器→フィルター→水圧計の順番)
・それぞれの役割があるので、設置の順序に注意して下さい。
・点滴チューブ各商品の適正使用圧力に調整するため、圧力調整用のバルブと水圧計を設置して下さい。
圧力調整用のバルブ、液肥混入器(かん水同時施肥)、フィルター(目詰り対策)、水圧計(水圧確認)。
・取付の際は、必ず商品本体に付いている矢印の方向と水の流れる方向を合わせて取り付けて下さい。
・25mmの給水栓ソケットと接続する際、商品のオスねじ部分にシールテープを巻いて水漏れ対策を行って下さい。
・設置の際は、商品のボディ下部を外せるように、高さに余裕を持って設置して下さい。
・水圧計ニードル(1インチ、2インチ)部分は水漏れの原因となりやすいので、水圧計は配管に設置される事をお勧めします。
・フィルター内部に汚れが溜まると水圧が低下します(水圧計の針が、適正水圧まで上がらなくなります)。
→定期的にエレメントの掃除を行ってください。
・ディスクフィルターを掃除する際は、付属の専用オープナーを用いてドーナツ状の部品を緩めて、ボディ下部を外して下さい。
・掃除後、エレメントをボディ内に収める場合、エレメントには向きがあるので、芯部分をボディの受け手部分に合わせて下さい。
・掃除が頻繁になる場合は、掃除交換用のため、複数のエレメントを準備されることをおススメします。
・凍結の恐れがある場合は、①使用後、必ずディスクフィルター内の水を抜いて下さい、②毛布等で包んで下さい。
・本体Oリングが劣化して水漏れすることがあります。Oリングも取り扱っておりますので、お問合せ下さい。
・ナレッジベース(「目詰まり対策(物理的な目詰り)(有機質液肥による目詰り)(化学的な目詰り)」)を、ご確認下さい。
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