皆さんが使用している原水が、肥料や農薬の効果、作物の生育に大きく影響していることをご存じでしょうか?そして、水質は地域や時期によって大幅に異なります!
PsEcoでは、水質を分析することにより、その原水の特性や課題をクリアにし、最適な対処方法や肥培管理メニューをご提案します。
肥料/農薬効果の改善により使用量減少、収量/品質の向上、お財布と環境に優しい農業が可能になります。
原水の課題とは?
リン酸や微量要素の肥効が低下、また農薬の効果も低下させる。
根からの水や肥料の吸収を抑えることになり、樹勢維持や果実の肥大に悪影響を与える。一方、食味や糖度は高くなりやすい。
基肥や追肥設計の際に考慮しないと、当該成分の過剰や肥料バランスの崩れにより、収量低下や品質低下を招く。
灌水施設(点滴チューブや散水ノズルなど)の目詰りの原因となる。
鉄はリン酸肥料と結合しやすい。→リン酸肥料が効きづらい。
土壌が硬くなるとともに、透水性が悪化する。(土壌の団粒構造が低下)
→酸欠状態になり、根と土壌微生物が呼吸できなくなる。→収量低下
福島県 キュウリ農家:土耕栽培
数年前よりキュウリを栽培しており、2020年に点滴チューブでかん水と液肥の一元管理を行うファーティゲーションシステムの導入を検討。しかし、いわゆる赤水を使用していたため、点滴チューブの目詰りが心配とのことで水質分析の依頼を受けた。
課題は赤水(鉄分)だけではなかった!分析により、様々な問題の原因が原水にあることが判明!
様々な課題解決のために、以下の対策方法をご提案!
→有機酸資材(例:PSリンク)を、分析結果に基づき使用量と使用頻度を具体的にご提示!
注:有機酸資材の効果
→有機酸資材(例:PSリンク)による、pHの矯正(低下)が必要→分析結果に基づきタンクへ投入する推奨倍率を具体的にご提示!
散布回数減→作業省力化
→高pHでも吸収が良いキレート微量要素入り肥料(例:スペシャルME-C、PSアイミックス3号)の使用量と使用頻度を具体的にご提示!
→作終了後、有機酸資材(例:PSリンク)を点滴チューブを通じて散布後、多量かん水処理。
注:土壌中に蓄積したナトリウムは、水だけでは洗い流されにくいので、有機酸による溶解が必要!
農家談:2020年11月
「対策方法を教えて頂いたおかげで、懸念していた点滴チューブの目詰りもなく栽培終了を迎えられホットしています。それまで数年間のキュウリ栽培で発生していた流れ果や樹勢の低下、また病気の発生に原水が大きく影響しているとは、全く思いもしませんでした。示してもらった有機酸資材やキレート微量要素肥料を栽培期間を通じて継続した所、着果が安定し収穫の山谷が減り収量が10%以上も増収しました。これまで見た事がないような葉の色艶で樹勢が弱る事もなくなり、病気の発生は少なかったです。農薬の散布回数が減ったことで、作業が省力化できただけではなく、管理作業など他の重要な作業まで十分に手が回りました。」
水質分析データと栽培情報をもとに、灌水や肥料/農薬散布として利用する際に必要な対策(提案資材)をコメントと共に、スマートフォンやパソコン等で、必要な時に、いつでもどこでも入手できます。
水質分析結果でご提案した肥料や資材は、PsEcoのECサイトからスマートフォンやパソコン等でご購入をいただけます。
PsEcoの提案資材は、作物が必要とする養分の調整はもちろん、土壌微生物をも考慮したものです。収量や品質向上には肥料だけでなく、土壌微生物の働きが必須です。偏った肥培管理は、土壌微生物の働きにも悪影響!
PsEco水質分析は、原水の状態を数値とグラフで示します。
分析項目には、pH、EC、5大要素(チッソ、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム)に加え、硫黄と微量要素(亜鉛、銅、マンガン、鉄、ホウソ)、塩分(塩素、ナトリウム)、ケイ酸、重炭酸、硬度まで確実に分析します。
分析センターへ検体が届いてから、5日程度(土日を除く)で、分析結果と処方箋を受け取れます。
PsEco水質分析は、灌水や肥料/農薬散布として原水を使用した際に、作物や土壌に与える影響、肥料/農薬効果を低下させてしまう要因と対策を診断します。ご提案資材は、液体肥料、葉面散布剤、微生物資材、農薬との混用可能な資材など現場のあらゆる状況に対応します。
作物生育にやさしい :水質に含まれる養分を有効活用→健全な生育→高収量と高品質
お財布にやさしい :ムダな肥料や農薬の使用が減り、コスト削減
環境にやさしい :適正な肥料投入による、環境負荷の低減
生態系にやさしい :土壌微生物の多様性、活動を促進
土壌分析:生育期間中、作物が肥料をうまく吸収できなかったり、気候変化に対応できないのは、土壌の状態(化学性、物理性、生物性)が崩れているためであることがほとんどです。だから必要なのです。
植物分析:植物は成長段階ごとに、必要とする元素の量と割合が違います。また、土壌中から取り出す事ができない過剰な成分が拮抗作用を引き起こすため、植物は土壌中の養分を全て吸収できるわけではありません。植物分析により生育予察と施肥効果の確認を行う必要があります。
最適な肥培管理を行うためには、水質分析と併せて「土壌分析」「植物分析」の実施による、お客様の栽培環境の「見える化(データ管理)」がより一層重要です!
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「土作り」から「あなたの夢」まで寄り添います。
PsEcoは、その夢を実現するため、常に農家の皆様一人ひとりと繋がっています。
現場の様々な情報と分析結果を活用し、必要なものを必要な量だけ。高品質で高収量、無駄なコスト削除。
バイオロジカルでエコロジカル、さらに持続可能な農地環境の創造をご提案いたします。
分析料金は、各分析(土壌・植物・水質)1検体あたり11,000円(税込)です(別途、検体の発送料が必要です)。